【ちょい足し】自宅のサーバー機(Ubuntu14.04)にUSB3.0ポートを増設してみた

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こんにちは、えんぞーです。

さて、今回ふと「そうだ、サーバー機に USB3.0 ポートを増やそう」と思いつきましたので近所のパソコン工房から USB3.0 の増設ボード買って取り付けてみました。

と言いますのもせっかくUSB3.0 のドッキングステーション(FD2002)があるのに USB2.0 で繋いだら勿体ないなと思った次第です。

自宅のサーバーはファイルサーバーとしても使っているので、もし USB3.0 を増設できれば色々と捗ります。

懸念される部分としては売ってる増設ボードの対応 OS 部分には Windows としか書いてないって事なんですけどねw

サーバーとして使ってるパソコンの OS は Ubuntu なんで心配でしたがわざわざ買いにまで行ったのだから試して見ないと気持ち的に収まらないですし、内心は普通に動くっていう根拠の無い自信もあって特に何も考えずに買ってきました。安いのをw

買ってきた増設ボード

え~、結局買ってきたものはAREA SD-PEU3R-2EL2という増設ボード。

USB3.0 ポートを 2 ポート分増設できるボードになります。購入価格は 1,800 円位。

usb30-1

箱の商品名の蘭に Diffuser(デュフェーサー)って書いてある・・・こう言う商品はデュフェーサーって言うのですね・・・言いづらいなぁ増設ボードでいいよ。

写真には撮ってませんが、内容物として

  • ボード本体
  • ロープロファイル PC 用のブラケット
  • ドライバ CD(8cm)
  • 説明書

これらの物が入っています。

うわー、8cm の CD って久々に見たなぁ・・・何やら懐かしくなります。

取り付けてみたらあっさり動いた

早速取り付けてみました。

このボードは電源供給しなくても駆動するらしいのですが、そこは安定を求めたいので電源コネクタは繋いでいます。

PC にボードをインストールして USB 機器(FD2002)を繋げてみたら普通に認識して HDD をマウントしてくれました。

あまりにあっさりと動くものだから些か面白くない感じになりましたが・・・結果としては良いことです。

ドライバのインストール等は一切していないのでそのままで認識されたようですね。

USB3.0 として動いてるのか心配

あっさり動いたので転送速度がどんなものなのか気になりますね。

「3.0 のフリして 2.0 なんでないの?君。」的な。

とか言いつつも、体感で問題ない速度を感じていた訳ですけど・・・念の為に簡単に確かめてみました。

SAKT90~F

HDD の読み出し速度を hdpram で計測。

hdparm -Tt /dev/sde

ディスクアクセス無しでバッファキャッシュから読み出すときの速度とバッファキャッシュを通してディスクアクセス有りでの速度を計測。

緑色の方が増設した USB3.0 に繋いだ HDDで**水色の方が既存の USB2.0 ポートに繋いだ HDD**です。

キャッシュからの読込はまぁ良いとしてディスクからの読込速度が約 5 倍違いますね。

速度の数値的にはもう少し頑張って貰いたい数値なのですが、相対的に 5 倍違うのであれば目的を果たしているので OK です。

体感で随分早く感じるのでその時点でもう満足しているのですけども・・・。

とりとめのないまとめ

 これでLinux(Ubuntu)にUSB3.0のポートを増設は完了です。

うまく動いているようですし、特に問題は無さそうですね・・・あとは好きな所にシンボリックリンクでも貼っておけばOKです。

繋いでいる機器がFD2002なのでHDD自体の交換も楽ですし丸ごとコピーも取れるのが強みの構成になりましたヽ(´∀`)ノ

Ubuntuで増設しようか迷っている方いましたら是非お試し下さい。

※他のディストリビューションでも動くのかは分かりませんのでご注意下さい。