【Android】自炊ファイル大量所持者にオススメ!漫画ビュアー「ComicCafe」で閲覧から管理まで。

medium_443545349
photo credit: Ozyman via photopin cc

こんにちは、えんぞーです。

最近は電子書籍も一般的になりまして、さらには購入した本をパソコンに取り込んで画像やPDFにする人(自炊する人)も増えてきましたね。

私もKindleで電子書籍を購入したり、ページ数の少ないものはスキャナで読み込んで自炊したりしています。

さて、そんな自炊ファイルを見るときどんなアプリを使っているでしょうか?さすがに一枚一枚をギャラリーアプリで見ていくのはストレスが溜まるので専用アプリを使っているかと思います。

私はと言うと、「Perfect Viewer」を使わせて貰っています。

Perfect Viewer
Rookie001
価格:0  平均評価:4.6(19,218 件)

ローカルの共有フォルダにもアクセス出来ますし、操作性も申し分無いアプリです。

これはこれで素晴らしいアプリだと思うのですが、最近とても面白いアプリを見つけました。

それが、こちらの「ComicCafe」でございます。

ComicCafe – C/S Comic Viewer
burton999
価格:0  平均評価:4.3(53 件)

一体何が面白いのか。今回はその魅力と簡単な導入について書いてみたいと思います。

ComicCafeの魅力

screenshot_32

ComicCafeの公式ページ

ComicCafeの公式Github

ComicCafe開発者様のブログ

このアプリ最大の魅力、それはストリーミング型のコミックビュワーだと言う事。

実はこのアプリ、Androidにアプリをインストールするだけで良いという代物では無く、サーバーを立てなければなりません。

それが何を意味するとかというと、サーバー側に書籍データを用意しておけばネット回線を経由してどこでも自分の持ってる書籍を読めるという事になります。

例えば、大量のリファレンス本を自炊したとしてそれを携帯端末に全部入れておけるのか?という話です。

1冊2冊なら入れておいても良いですが、それ以上となると使うかどうか分からない書籍データを持ち歩くのは無駄です。

Dropboxやowncloudの様なクラウドストレージに詰め込んでおくのも手ですが、その場合は他の環境にまで同期してしまいますし容量的にもキツいものがあります。

しかし、このアプリならサーバー側の豊富な(サーバーによります)HDDに書籍データを入れてさえおけば必要になったときにアプリ側から読み出して閲覧する事が出来ます。

さらに、サーバー側で書籍をデータベース化するのでフラグやタグを利用した検索も出来る様になり管理が楽になります。

同じような機能をもつシステムでSubsonicという音楽アプリがありますが、丁度それの書籍版と言った所です。

サーバーを用意しなければならないというハードルはありますが、サーバープログラムはJavaなのでプラットフォームを選びません。

WindowsでもMacでもLinuxでもサーバー機にする事が可能です。

※今回テスト目的でさくらVPSで動かしていますが、あくまでも個人利用の範疇での話になります。

間違っても自炊したデータを詰め込んだサーバーを第三者が見られるような形で公開してはいけません。

自作の漫画や著作権フリーの作品であれば問題ないかと思います。

実際に使って見よう!

詳しい内容は公式のwikiにありますのでそこをご覧下さい。

サーバーを用意する

今回はowncloudの時と同様に「さくらVPSの1Gプラン」(CentOS6.4)を使って見ようと思います。

しつこいようですが著作権のある自炊ファイルを第三者見られる形で公開してはいけません。

が、個人の自炊漫画ギャラリーを構築するのであればVPSサーバーがオススメです。

オススメなVPS

まずはJavaが動く環境にします。

他のOSの場合はここからダウンロードしてインストールして下さい。

Javaがインストール出来たら、適当な場所にディレクトリを作ってそこにサーバープログラムをダウンロードしておきます。

今回は「v0.5.26」のフォルダ内のもの

  • comic-cafe-server.jar(サーバー本体)
  • launch.sh(起動スクリプト)

をダウンロードさせて貰いました。

参考:起動方法 – ComicCafe – C/S Comic Viewer – Seesaa Wiki(ウィキ)

上記フォルダやファイルのパーミッションは707にしています。

この時点で既にインストールは終わっていますので起動してみます。

このコマンドの後にズラーッとログのようなものが流れて来るかと思います。

その後、GUI環境(デスクトップ画面が出ているようなグラフィカルな環境)であればシステムトレイにアイコンが出てくるらしいですが今回はCUI(コマンド画面のみ)環境なので下記のアドレスに移動します。

http://[IPアドレス]:[ポート番号]/comic-cafe/webui/faces/contents/management.xhtml

※GUIの環境にインストールした場合はアイコンをクリックすると設定メニューが出るようです。

screenshot_35

ローカル環境では無い場合にここでアクセスが出来ない人はiptables(ファイアウォール)を使用していないかどうか確認しましょう。

使用しているようなら対象ポート(デフォルトなら9999)を空けてあげましょう。

その後アクセスすれば管理画面が出てくるかと思いますので初期設定admin/adminでログインします。

サーバーの設定を行う

screenshot_28

初期設定であるユーザ名「admin」パスワード「admin」でログインするとこの画面になります。

screenshot_29

まず最初に管理者のパスワード変えておきましょう。

screenshot_30

設定→セキュリティで既存ユーザーの編集と新規ユーザーの登録が出来ます。

adminのパスワードをここで変更しておきましょう。guestは消せないらしいので使用しないのであればあり得ないくらい複雑なパスワードでも設定しておきましょう。

次にインポートするフォルダを選択しましょう。書籍が置いてあるフォルダーですね。

screenshot_36

ちなみに、ここで読み込まれるファイルのファイル名によってフラグが自動的に付いたりしますのである程度どんなフラグがあるかを把握した上でリネーム作業をしてからインポートするのが良いかと思われます。

例えば「作品タイトル(完)」というフォルダ名になっていればその作品は完結しているというフラグが自動で付きます。

すると、探すときに完結している作品としてセグメントする事が可能になるわけです。便利ですね~。

詳しくは公式wikiのインポート処理ページを見て下さい。

インポートするファイルが大量の場合は時間もそれなりにかかるはずですので一先ず試して見たい場合は数冊だけのフォルダで試して見るのが良いかも知れません。

このインポート時に書籍のISBNバーコードをスキャンして登録します。

登録が成功するとWEBのAPIを使用して書籍の情報を持ってくる事が出来るらしいのですが、私の試した書籍ではそこの動きを確認するまでには至りませんでしたので今後色々と試してみたい部分です。

アプリ(クライアント)からアクセスしてみる

サーバーの準備も出来たのでいよいよアプリからアクセスしてみたいと思います。

詳しいクライアントの説明は公式wikiを見て貰うとして、設定をすませてアクセスしてみると・・・。

Screenshot_2014-02-13-22-47-00

テスト用にインポートしたファイル(PDF)がしっかりと表示されました。

画像を見て貰うと分かるかと思いますが、様々な項目がセグメント項目として利用可能です。

大量のファイルを抱えている人にはとても便利な機能では無いでしょうか。

サーバー側・クライアント側の感想

サーバー側

機能としては十分かと思いますが、管理画面自体のもっさり感が人によっては気になる所かと思います。

コレばっかりはサーバーが悪いとかPCが悪いとかでは無いらしいので今の所しょうが無いという事で納得しましょう。

今回CentOSでしたが、Ubuntuのサーバーに導入した際は書籍の画像が表示されませんでした。もしかしたらサーバー側に何か足りないものが有るのかも知れませんが、クライアント側で見た場合にサムネイルは正常に表示されるので特に問題は無いです^^

クライアント側

今の所、特に目立った問題もなく読むことが出来ています。

細部の機能はまだ他のビュワーに及ばないと書かれてあったりしますが、特にそれを感じる部分もないかな・・・と。

もしあったとしても、検索・セグメント出来るという部分が大きいですし、個人的には「新着」という部分で書籍を見つけられるのが気に入っています。

おかげで最近自炊した書籍はそこを見ればすぐ分かります。

PC版のComicCafeクライアントが欲しくなりますね・・・。

関連記事

Amazonの第5世代Fireタブレットを購入してComicCafe入れました!(ついでにGooglePlayも)

とりとめのないまとめ

今回はさくらVPSに導入してテストしてみましたが如何でしょうか。

自分だけの書籍・漫画ライブラリを構築出来るというとても有り難いアプリだと思います。

今回の様にわざわざ外にサーバー置かなくても、ローカルだけ十分便利です。

例えば現在「Perfect Viewer」を使って共有フォルダを参照している場合であってもファイル数が多い場合を考えると探すのに大変だったりするので、そこが解消できるのは大きいですよね。

気になった人は是非お試しあれ。